次は、戦国大名の居城のお膝元で栄えた都市である、 城下町 を見ていきましょう。

戦国大名は、自分の家臣を 城下町 に集める「集住」(しゅうじゅう)を定めていることがありました。
武士が集まるところには、様々なお店や商人も集まり、町が発展していきました。

城下町は、次回学ぶ戦国大名とのセットで覚える とより効果的です。
①の 小田原 は北条氏、②の 府中 は今川氏、③の 一乗谷 (いちじょうだに)は朝倉氏の城下町です。
④の 山口 は、大内氏の城下町でしたが、後に陶氏、毛利氏と勢力が代わっていく町です。
⑤の府内(豊後府内)は大友氏、⑥鹿児島は島津氏の城下町でした。

注意しておきたいのは、④山口や⑥鹿児島は、今の都道府県全体を指すのではなく、「山口」や「鹿児島」という一都市であった、ということです。

各戦国大名の名前や特長については、次回また学んでいきます。
大名たちを覚えたら、改めてここに戻ってきて地図と共に確認すると良いでしょう。