高校日本史B
5分でわかる!中央の政治機構
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この動画の要点まとめ
ポイント
中央の政治機構
これでわかる!
ポイントの解説授業
管領になれる三つの家柄、畠山・斯波・細川
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中央で将軍を補佐する 管領 (かんれい)には、源氏の血を引く三家の者しか就くことができませんでした。
三家とは、 畠山 (はたけやま)、 斯波 (しば)、 細川 (ほそかわ)です。
この三家を指して 三管領 とも呼ばれ、三家が交代で管領を務めていました。
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三家が交替で務めたのは、権力の集中を防ぐためです。
鎌倉幕府では、北条氏が執権として、将軍よりも強い力を持っていました。
同じことにならないように、管領になれる家をあえて三つ、定めたのです。
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ちなみに、その北条氏は、鎌倉幕府を作った源頼朝らの源氏ではなく、平氏の一族です。
そこで室町幕府では、三管領が全員、将軍と同じ源氏の一派で統一されました。
侍所の長官である所司になれる四つの家柄、京極・山名・赤松・一色
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また、武士を統率し京都を警備する 侍所 の長官である 所司 (しょし)になることができたのも、源氏の血を引く四家に限られました。
京極 (きょうごく)、 山名 (やまな)、 赤松 (あかまつ)、 一色 (いっしき)の四家です。
この四家のことをまとめて 四職 (ししき)と呼びます。
「 京 都の 山 は 赤一色 」と覚えてしまうと良いでしょう。
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鎌倉幕府とは違う部分である、 三管領 と 四職 をしっかりと抑えましょう。
これらの二つ以外は、基本的に鎌倉幕府と同じです。
政所は政務一般、問注所は訴訟裁判、など内容もあまり変わりません。
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次は、中央、つまり京都の室町での政治機構について、詳しく見ていきましょう。