高校日本史B

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5分でわかる!経済の発達

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この動画の要点まとめ

ポイント

経済の発達

中世20 単語2 経済の発達中世20 ポイント2 経済の発達

これでわかる!
ポイントの解説授業
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2つ目のポイントでは、市場など、経済の発達について見ていきましょう。

宋銭の発達によって市場が発達

中世20 ポイント2 最初から見世棚の行まで

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平清盛などが行った 日宋貿易 で、 宋銭 が大量に輸入されていたことを覚えているでしょうか。
この宋銭が流通したことにより、経済は大きく変化します。
これまでの経済は、物々交換がメインでした。
しかし、 お金が使われるようになることで、市場が発展し、多くの物が売られる ようになっていきます。

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各地で 定期的に市が開かれる ようになり、なかでも月に三度開かれた 三斎市 (さんさいいち)が有名です。
例えば、月の中で4がつく「4日」「14日」「24日」に三斎市が開かれたりしたこともあったようです。
当時の定期市の様子として、『 一遍上人絵伝 』(いっぺんしょうにんえでん)に、備前国福岡市(びぜんのくにふくおかのいち/現在の岡山県)の様子が描かれています。

備前国福岡市の様子(『一遍上人絵伝』より)
中世20 ポイント2 右上の定期市の絵
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また、定期市以外にも、常設店舗である見世棚(みせだな)も置かれるようになりました。

お金を貸す業者や運送業者も現れた

中世20 ポイント2 借上以降

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貨幣経済が浸透したことで、お金を貸す人も現れます。
貸したお金に高い利息をつけて儲ける、高利貸しの 借上 (かしあげ)です。
また、遠隔地との商品の取引も始まります。
そこで、運送業者の 問丸 (といまる)や、金銭に代わって手形(お金の代わりの紙切れ)で決済を行う 為替 (かわし、かわせ)が始まりました。

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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