高校日本史B
5分でわかる!北条時政の時代
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この動画の要点まとめ
ポイント
初代執権 北条時政の時代
これでわかる!
ポイントの解説授業
頼朝の義理の父、北条時政
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まず、 北条時政 という人物がどういう人物だったか、知っておきましょう。
北条時政は、頼朝の奥さんである 北条政子 (ほうじょうまさこ)の父、つまり頼朝の義理の父に当たる人物です。
元々は頼朝が平治の乱後に伊豆に流されたとき、頼朝を監視する役目を持っていた人物でした。
この時政が、頼朝の死後、権力を握っていくこととなります。
有力なライバルを潰していった時政
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時政は頼朝の死後、権力を強固なものとするため、平安時代に藤原氏が行ったように、 他氏排斥 (ライバル潰し)を行っていきます。
1200年の梶原景時の乱、1203年の比企能員の乱、1205年の畠山重忠の乱と、次々と反乱を起こさせ、それを潰す形で、鎌倉幕府内部の有力なライバルたちを倒していきました。
将軍までも排斥し、権力を強めていく
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二代将軍の源頼家(みなもとのよりいえ)は、父の後を継ぎ、自分で政治を行っていこうとします。
しかし、権力を握りたい北条時政によって将軍の職を追われ、1203年、代わって弟の 源実朝 (みなもとのさねとも)が将軍に就きます。
実朝は政治に興味がなかったため、時政にとって都合がよかったのです。
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直後、時政は政務を行う 政所 (まんどころ)の別当(長官)に就きます。
これにより、政所には貴族出身の 大江広元 と武士出身の北条時政という形で、別当が二人、という体制に変わりました。
ちなみに、この 政所 は当初、 公文所 という名前でしたね。
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更に時政は、実朝が将軍に就いた翌年、伊豆修善寺に幽閉した先代将軍の源頼家を暗殺します。
こうして、北条時政はライバルを潰し、将軍も押さえ込み、強い権力を握りました。
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前のポイントで見たように、将軍独裁の時代は源頼朝の時代だけで、頼朝の死後は 執権 政治の時代となります。
このポイントでは、執権政治の始まりと、初代執権の 北条時政 (ほうじょうときまさ)の時代について見ていきます。