高校日本史B

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5分でわかる!財政基盤

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この動画の要点まとめ

ポイント

院政の財政基盤

中世4 単語3 財政基盤中世4 ポイント3 財政基盤

これでわかる!
ポイントの解説授業
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3つ目のポイントでは、 院政の財政基盤 について見ていきましょう。
政治を行うにはお金が無いといけません。例えば藤原氏は寄進地系荘園が大きな財政基盤でした。
では院政を行った上皇は、どこから財政を得ていたのでしょうか。

藤原氏と同じく、私有地である荘園から財政を得ていた

中世4 ポイント3 前半、①の3行のみ

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財政基盤の1つ目は、 荘園 です。
上皇は、藤原氏などの貴族と同様に 荘園 の寄進を受け、そこから年貢を得ていたのです。

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上皇に寄進された荘園として、具体例も一緒に押さえましょう。
鳥羽上皇の時に集められた荘園群である 八条(女)院領 (はちじょうにょいんりょう)、後白河上皇の時に集められた荘園群である 長講堂領 (ちょうこうどうりょう)が代表的です。
寄進された上皇と荘園群の名前を、セットで覚えると良いでしょう。

加えて、上皇には公領からの収入もあった

中世4 ポイント3 後半、②の3行のみ

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財政基盤の2つ目は、 知行国 (ちぎょうこく)からの年貢です。
上皇は、私有地である荘園の他に、天皇が上皇に支配権を渡した 知行国 からの年貢も得ていました。
この知行国は、私有地ではなく、公領の一部です。
ちなみに、知行国の支配権を得た人のことを、 知行国主 といいます。つまり、 上皇はこの知行国主として、国からの年貢を得ていた 、ということです。

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こうして、 上皇は荘園と公領の両方から財政を得て政治を行っていきました

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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