高校数学Ⅰ

高校数学Ⅰ
5分で解ける!「場合分け」が必要な絶対値の式に関する問題

34

5分で解ける!「場合分け」が必要な絶対値の式に関する問題

34
トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

この動画の問題と解説

例題

一緒に解いてみよう

高校数学Ⅰ 数と式52 例題

解説

これでわかる!
例題の解説授業
lecturer_avatar

例題を通して、 「『場合分け』が必要な絶対値の式」 の解き方を確認しよう。
ポイントは以下の通り。中身が正の数になるか、負の数になるかで場合分けをして、それぞれ解こう。

POINT
高校数学Ⅰ 数と式52 ポイント

「x-3」が「正」のときを考えよう

lecturer_avatar

まずは(ⅰ)「中身が正」のとき。
x-3≧0、つまりx≧3のときを考えよう。

lecturer_avatar

この場合、絶対値記号はそのまま外せるから、
x-3=2x
これを解くと、x=-3 だね。

はじめの条件もしっかり確認!!

lecturer_avatar

でもここで注意。最初に、 「x≧3のとき」 と定めたのに、 x=-3だと条件に合わない よね。
だから、これは解にならないよ。

「x-3」が「負」のときを考えよう

lecturer_avatar

次に(ⅱ)「中身が負」のとき。
x-3≦0、つまりx≦3のときを考えよう。

lecturer_avatar

この場合、 マイナスをつけて絶対値記号を外さないといけない ね。
-(x-3)=2x
これを解くと、x=1
x=1は、「x≦3のとき」という条件を満たすね。

lecturer_avatar

以上の(ⅰ)(ⅱ)の場合分けの結果を解答にすると、次のようになるよ。

答え
高校数学Ⅰ 数と式52 例題の答え

【補足】条件に合わないってどういうこと?

lecturer_avatar

さっき(ⅰ)で「x=-3は条件に合わない」と言って切り捨ててしまったけれど、本当にそれでよかったのかな?一応、方程式自体は解けたわけだから、気になるよね。

lecturer_avatar

そこで、x=-3 を元の式に代入してみよう。
すると、
(左辺)=|-3-3|=6
(右辺)=2×(-3)=-6
となって、やっぱり符号が合わなくなるんだね。

トライのオンライン個別指導塾
「場合分け」が必要な絶対値の式
34
友達にシェアしよう!
トライのオンライン個別指導塾

高校数学Ⅰの問題

この授業のポイント・問題を確認しよう

数と式

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      方程式と不等式

      トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

      高校数学Ⅰ