高校日本史B
5分でわかる!刑法・民法の制定
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この動画の要点まとめ
ポイント
刑法・民法の制定
これでわかる!
ポイントの解説授業
ボアソナードが法整備に尽力!
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まずは、刑法について見てみましょう。これは、1880年、フランス人のボアソナードによって起草されました。
ボアソナードは、刑法と併せて、治罪法も起草しました。これは、いわゆる刑罰に至るまでの手続きをまとめたもので、後の刑事訴訟法につながるものです。
自由主義的な民法案は反発を呼んだ!
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続いて、民法について見ていきます。民法とは、結婚や相続、不動産の売買などについて定めたものですね。
民法についても、1890年、ボアソナードが起草します。ボアソナードが作った民法案は、フランス流の自由主義的な色合いが濃く、個人の自由や平等、人権を重視したものでした。
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この事が、国内で賛否両論を引き起こしました。梅謙次郎などはボアソナード案に賛成する一方、穂積八束などはこれに強く反発し、 「民法出デテ忠孝亡ブ」 と表現しました。自由主義に寄った民法は、従来の日本の価値観に合わないという主張ですね。
この論争を、民法典論争といいます。
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結果的に、この論争は、反対派が勝利することになります。新民法では戸主権が規定されるなど、家父長制に寄った内容となりました。
例えば、結婚や不動産の売買などの際には、戸主(基本的には父親)の同意が必要だとされました。
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続いて、刑法・民法の制定について見ていきましょう。