高校日本史B
5分でわかる!伊藤博文内閣② (朝鮮問題)
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この動画の要点まとめ
ポイント
伊藤博文内閣②(朝鮮問題)
これでわかる!
ポイントの解説授業
日清戦争のきっかけ「甲午農民戦争」!
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日清戦争前の議会の状況から確認しましょう。この頃、政権を握っていたのは第2次伊藤博文内閣、議会は第四議会となっています。
議会ではやはり予算が焦点になりますが、ここで伊藤は、天皇の建艦詔書を持ち出すことで、予算を成立させました。天皇が軍備拡張に賛同しているとなれば、反対する事はできませんね。
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さて、日清戦争に至る契機となった、朝鮮問題を見てみましょう。
1894年、朝鮮で甲午農民戦争(東学党の乱)と呼ばれる農民反乱が発生します。
これに対して日清両国が出兵し、反乱を鎮圧するのですが、両国ともに朝鮮に対する領土的野心がありますから、反乱鎮圧後の内政改革をめぐって衝突することになります。
これが、日清戦争へ至るきっかけとなりました。
戦争直前期、ついに法権が回復!
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日清戦争の直前、1894年の7月に、日英通商航海条約が締結された事も確認しておきましょう。
これにより、ついに 法権回復(領事裁判権の撤廃) が達成されます。
元々、青木周蔵が外務大臣の時に、イギリスの賛同を取り付けるところまでは漕ぎつけていましたね。
それを引き継ぐ形で、外務大臣・陸奥宗光が条約を締結します。(青木も、駐英公使としてこれに関わります。)
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不平等条約改正に長らく反対していたイギリスが態度を変えたことで、日本は他の各国とも条約を結び、法権回復の成功に至りました。
ちなみに、税権の完全な回復については、また後の機会に持ち越されることになります。
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今回から、いよいよ日清戦争について学習していきましょう。
まずは、戦争に至るきっかけとなった、朝鮮問題を中心に見ていきます。