高校日本史B
5分で解ける!織豊政権9 豊臣秀吉6(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
織豊政権7・8(豊臣秀吉4・5)の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
豊臣秀吉が行った「天正の石直し」(てんしょうのこくなおし)とも呼ばれる土地政策は 太閤検地 (たいこうけんち)です。
従来の指出検地(さしだしけんち)は、大名が家臣たちに自己申告で収穫量を報告させるものでした。
一方、太閤検地では、 全国に役人を派遣して、直接土地の面積を測る方式をとりました 。
問題1(2)
土地の面積と石盛(土地から取れる標準の収穫高)から石高を決める という 石高制 (こくだかせい)が採用されました。
従来の貫高制は米を金に換えた額で計測していましたが、石高制では米の量(体積・容積)が基準になっています。
さらに、 検地帳に耕作民を登録した ことで 一地一作人の原則 が定まりました。
この一地一作人の原則により、結果的に荘園制は崩壊しました 。
問題1(3)
豊臣秀吉は 蔵入地 (くらいりち)という200万石の直轄地を所有していました。
室町幕府の直轄地は御料所(ごりょうしょ)や関東御料(かんとうごりょう)、このあとの江戸幕府の直轄地は天領(てんりょう)や幕領(ばくりょう)などと呼ばれていたことと比較して覚えましょう。
また、 佐渡 の相川金山のような重要鉱山を直轄化し、多くの収入を得ていました。
金銀が入ってくることで、さまざまな政治を行えたのです。
今回は、豊臣秀吉が行った政策についての確認テストです。