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5分でわかる!享保の改革(1)

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この動画の要点まとめ

ポイント

享保の改革(相対済し令・町火消・目安箱)

近世37 単語1近世37 ポイント1 相対済し令~目安箱まで/アイコンあり(本文の下部を削る)

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回から、 江戸時代の三大改革 の最初のものである 享保の改革 (きょうほうのかいかく)について見ていきます。
享保の改革を主導したのは8代将軍 徳川吉宗 (とくがわよしむね)です。
徳川御三家の一つである紀伊(現在の和歌山県)徳川家出身で、紀伊藩主でもありました。

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それでは具体的な内容を3部にわけて見ていきましょう。
まずは1つめのポイント、 相対済し令・町火消・目安箱 についてです。

相対済し令で裁判を迅速化!

近世37 ポイント 相対済し令の3行

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このころの幕府は慢性的な財政難でしたので、武士たちに給料がきっちり支払えないこともありました。
そうすると 武士たちは生活のために借金をしなくてはならず、結局返せなくなり、貸主から訴えられるケースが激増していました
これによって裁判所の業務が逼迫してしまいます。

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幕府はこれに対応するため、1719年、金銭貸借関係の訴訟は受け付けないとする(貸した人と借りた人同士で各自直接解決させる) 相対済し令 (あいたいすましれい)を定め、裁判の迅速化を図りました。

町火消で消火活動を迅速化!

近世37 ポイント 町火消の2行

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「火事と喧嘩は江戸の華」といわれたくらいで、 当時の江戸では火事が大変多くおこりました
ほとんどの家屋は木造であり、それが非常に密集していたため、すぐに広範囲に延焼してしまうのです。
幕府が組織した定火消(じょうびけし)という消防隊はありましたが、とても追いついていませんでした。

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そこで町人たちが、自分たちで消防隊を組織します。
それが、1720年に作られた、 いろは47組 などの 町火消 (まちびけし)です。

目安箱で庶民の意見を募集した

近世37 ポイント 目安箱の3行

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1721年、庶民が意見を投書し直接将軍に見てもらえる 目安箱 (めやすばこ)が設置されました。
ちなみに投書は記名制だったので、投書する人にはある程度の責任と覚悟が必要だったでしょう。
こうした目安箱への投書から実現したものとしては、 小石川養生所 (こいしかわようじょうしょ)という医療施設があります。

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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