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5分でわかる!明(日明貿易の展開)

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この動画の要点まとめ

ポイント

日明貿易の展開

中世31 単語2 明(日明貿易の展開)中世31 ポイント2 明(日明貿易の展開)

これでわかる!
ポイントの解説授業
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このポイントでは、日明貿易がどのように展開していったのかについて、見ていきましょう。

義持が中断し、義教が再開

中世31 ポイント2 最初の4行

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足利義満が開始した日明貿易ですが、次の4代将軍足利義持は、明の臣下としてへりくだる 朝貢 形式を屈辱として、貿易を中断します。
しかし 朝貢は、貢物を持って行く日本のほうが、その数倍の返礼をもらえるため、貿易上儲かるようになっていました
そのため、6代将軍足利義教は貿易によって得られる利益を重視し、貿易を再開します。
特に、義教は「恐怖政治」と呼ばれる政治を行い、敵も多く、軍事費として莫大なお金を必要としていたため、都合がよかったのです。

応仁の乱で、貿易の実権が幕府から大名へ

中世31 ポイント2 ★日明貿易の~以降全て

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8代将軍足利義政のとき、1467年から始まった応仁の乱によって、京都はぼろぼろになり、幕府の権威も失墜し、戦国時代へと入っていきます。
そして、幕府が力を失ったことで、日明貿易の実権は幕府から守護大名へと移ります。
幕府も、大名に貿易を任せてそこから少しの税金を取る、という形で関わるだけになっていきました。

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その大名のうち、特に 博多の商人と手を結んだ大内氏 と、 堺の商人と手を組んだ細川氏 が貿易の利益ををめぐって争います。
この大内氏と細川氏が、1523年に中国の寧波で衝突した事件を 寧波の乱 (ニンポーのらん)と呼びます。
これに勝利した大内氏と博多の商人が貿易を独占しましたが、その後、1551年に大内氏が滅亡したことで貿易が衰退してしまいます。
寧波の場所も、もう一度確認しておきましょう。

大内氏と細川氏が争った寧波
中世31 ポイント1 下の地図のみ 前のポイントから再利用

最後に、日明貿易の流れをもう一度確認しよう

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ここまでの、日明貿易の大きな流れを改めて確認してみましょう。
まず、 足利義満が開始 し、 義持が朝貢形式を屈辱として中断 します。
義教が貿易の利益を求めて再開しますが、応仁の乱後に実権が大名に移ります。
寧波の乱で大内氏が勝利し博多商人と共に貿易を独占しますが、大内氏の滅亡で貿易自体が衰退していきました。

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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