演習２です。
こちらは、４つの特徴をもつアミノ酸を答える問題です。

選択肢としては、次の５つがありますね。
　ア　グリシン
　イ　フェニルアラニン
　ウ　リシン
　エ　システイン
　オ　グルタミン酸

① 酸性アミノ酸
酸性アミノ酸とは、どのようなものだったでしょうか？
アミノ酸の構造のうち、酸性を示すのがカルボキシ基、塩基性を示すのがアミノ基でしたね。
つまり、カルボキシ基が余分に含まれる場合、酸性アミノ酸に分類されます。
このような酸性アミノ酸の例としては、アスパラギン酸やグルタミン酸がありましたね。
よって、答えは、オとなります。

② 塩基性アミノ酸
酸性アミノ酸に続いて、塩基性アミノ酸です。
塩基性アミノ酸とは、アミノ基を余分に含むアミノ酸のことでしたね。
塩基性アミノ酸の例としては、リシンがありました。
よって、答えは、ウとなります。

③ 芳香族アミノ酸
芳香族アミノ酸とは、聞きなれない言葉かもしれませんね。
要するに、ベンゼン環を含むアミノ酸ということです。
このようなアミノ酸としては、フェニルアラニンやチロシンがありましたね。
よって、答えは、イとなります。

④ 硫黄を含むアミノ酸
硫黄を含むアミノ酸といえば、メチオニンやシステインがありましたね。
よって、答えは、エです。