高校化学

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5分で解ける!高分子化合物(テスト2、第2問)に関する問題

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5分で解ける!高分子化合物(テスト2、第2問)に関する問題

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この動画の問題と解説

問題

一緒に解いてみよう
演習2

高校 化学 6章 2節 11 2 答えなし

解説

これでわかる!
問題の解説授業
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演習2です。

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グルコースに関する記述として、誤っているものを選ぶ問題です。
順番に見ていきましょう。

高校 化学 6章 2節 11 2 答えなし

鎖状構造のグルコースは還元性をもつ

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ア グルコースは銀鏡反応を示す
グルコースは、水溶液中で、鎖状構造をとります。
このとき、グルコースの環状構造が切れて、アルデヒド基ができるのでしたね。
アルデヒド基は還元性を示すことで有名です。
その還元性を確認するための方法として、銀鏡反応フェーリング液の反応がありましたね。
よって、アは正しい内容です。

水溶液中のグルコースは、3種類の物質が化学平衡の状態

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イ α-グルコースと鎖状構造のグルコースでは、1分子中に含まれるヒドロキシ基の数は等しい
α-グルコースと鎖状構造のグルコースの構造式を見てみましょう。

高校 化学 6章 2節 8 2 α-グルコースとグルコース(鎖状構造)の構造式を横にに並べる

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ヒドロキシ基の個数は同じですよね。
よって、イも正しい内容です。

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ウ グルコースは水溶液中で3種類のグルコースの平衡状態となっている
水溶液中のグルコースは、α-グルコースβ-グルコース鎖状構造のグルコースの三種類の平衡状態で存在していましたね。
よって、ウも正しい内容です。

グルコース1分子から、エタノール2分子ができる

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エ グルコースを完全にアルコール発酵させると、グルコース1分子からエタノール3分子が生じる
グルコースにチマーゼという酵素をはたらかせると、エタノールというアルコールが得られました。
ここまでは問題ありません。

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ポイントは、分子の数です。
アルコール発酵の化学反応式を書いてみましょう。
  C6H12O6→2C2H5OH+2CO2
 この化学反応式において、グルコースの係数は1、エタノールの係数は2になっています。
 つまり、グルコース1分子に対して、エタノール2分子ができることになります。
 よって、問題文の 「エタノール3分子」というところが誤りです。
 エは誤った内容というわけです。

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 以上より、答えはです。

高校 化学 6章 2節 11 2 答えあり
高分子化合物(テスト2、第2問)
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