高校化学

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5分でわかる!ヌクレオチド

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この動画の要点まとめ

ポイント

ヌクレオチド

高校 化学 6章 2節 35 1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「ヌクレオチド」です。

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みなさんは、中学校の理科の授業で、遺伝について学習しましたね。
生物の遺伝情報をもっている物質のことをDNAといいました。
DNAとは、デオキシリボ核酸と呼ばれています。
DNAやRNAといった物質は、生物の核から発見されたため、核酸と呼ばれているわけです。

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今回からは、この核酸という高分子化合物について学習していきましょう。

核酸の基本構造は、リン酸+糖+塩基

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さっそく、DNAを構成する基本的な構造を、構造式で見てみましょう。

高校 化学 6章 2節 35 1 図のみ

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急に複雑な構造式が出てきましたね。
3つのパーツに分けて考えていきましょう。

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図の左には、リン酸とかかれている部分があります。
リン酸といえば、H3PO4の分子式で表される酸でしたね。

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リン酸の右には、中央にある 糖(五炭糖) があります。
確かに5つの炭素が含まれ、五角形になっていますね。
リン酸と糖が結合しているところを見てください。
リン酸のHと糖のOHが反応し、脱水縮合が起きていることがわかりますね。

高校 化学 6章 2節 35 1 図のみ

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最後に、糖の右上には、塩基が結合します。
塩基には、様々な種類の物質が入るため、ここでは省略しています。
物質名としては、アデニン・グアニン・シトシン・ウラシル・チミンが当てはまります。

高校 化学 6章 2節 35 1 図のみ

リン酸+糖+塩基=ヌクレオチド

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図のような、リン酸・糖・塩基が結合した化合物のことを、ヌクレオチドといいます。
DNARNAといった高分子化合物は、ヌクレオチドが繰り返し結合することにってできているわけです。

高校 化学 6章 2節 35 1 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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