高校化学
5分でわかる!酵素の基質特異性
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この動画の要点まとめ
ポイント
酵素の基質特異性
これでわかる!
ポイントの解説授業
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前回は、酵素の定義について紹介しました。
生体内ではたらく触媒のことを酵素というのでしたね。
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今回は、酵素がはたらくしくみを見ていきましょう。
酵素+基質⇒酵素-基質複合体
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デンプンがマルトースに分解される反応を例に考えてみましょう。
この場合、酵素としてはたらくのは、だ液に含まれるアミラーゼです。
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図の左に酵素、右に基質と書かれていますね。
基質とは、初めて聞く言葉ですね。
基質とは、酵素がはたらく物質のことを指します。
酵素はアミラーゼ、基質はデンプンにあたりますね。
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いま、酵素と基質が反応すると、右のように合体します。
酵素のへこんでいるところに、ぴったりと基質がおさまっていることがわかりますね。
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これによってできた物質を、酵素-基質複合体といいます。
この状態になると、デンプンが分解されて、マルトースとなるのです。
酵素は決まったタンパク質にしか作用しない(酵素の基質特異性)
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さて、次にデンプン以外の基質を反応させると、どのようになるでしょうか?
左にアミラーゼ、右にタンパク質があることをイメージしてみましょう。
この場合、酵素と基質は合体できません。
酵素のへこんでいるところと、基質の形が一致していませんよね。
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このように、酵素はそれぞれ決まった基質にしか作用しません。
この性質のことを、酵素の基質特異性といいます。
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今回のテーマは、「酵素の基質特異性」です。