高校化学

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5分でわかる!酵素の基質特異性

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この動画の要点まとめ

ポイント

酵素の基質特異性

高校 化学 6章 2節 33 2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「酵素の基質特異性」です。

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前回は、酵素の定義について紹介しました。
生体内ではたらく触媒のことを酵素というのでしたね。

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今回は、酵素がはたらくしくみを見ていきましょう。

酵素+基質⇒酵素-基質複合体

高校 化学 6章 2節 33 2 上段の⇒より左

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デンプンがマルトースに分解される反応を例に考えてみましょう。
この場合、酵素としてはたらくのは、だ液に含まれるアミラーゼです。

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図の左に酵素、右に基質と書かれていますね。
基質とは、初めて聞く言葉ですね。
基質とは、酵素がはたらく物質のことを指します。
酵素はアミラーゼ、基質はデンプンにあたりますね。

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いま、酵素と基質が反応すると、右のように合体します。
酵素のへこんでいるところに、ぴったりと基質がおさまっていることがわかりますね。

高校 化学 6章 2節 33 2 上段

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これによってできた物質を、酵素-基質複合体といいます。
この状態になると、デンプンが分解されて、マルトースとなるのです。

酵素は決まったタンパク質にしか作用しない(酵素の基質特異性)

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さて、次にデンプン以外の基質を反応させると、どのようになるでしょうか?
左にアミラーゼ、右にタンパク質があることをイメージしてみましょう。
この場合、酵素と基質は合体できません。
酵素のへこんでいるところと、基質の形が一致していませんよね。

高校 化学 6章 2節 33 2 下段

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このように、酵素はそれぞれ決まった基質にしか作用しません。
この性質のことを、酵素の基質特異性といいます。

高校 化学 6章 2節 33 2 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

酵素の基質特異性
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