高校化学
5分でわかる!アミノ酸のイオンとpHの関係

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この動画の要点まとめ
ポイント
アミノ酸のイオンとpHの関係
これでわかる!
ポイントの解説授業
酸性では陽イオン多め、塩基性では陰イオン多め

それでは、今回は、問題を解いてみましょう。

それではもう一度、グラフの読み方を確認しましょう。
縦軸にはイオンの物質量、横軸にはpHが書かれています。
等電点とは、水溶液全体の電荷が0になるpHのことです。

そして、等電点を境目として、酸性寄りでは陽イオンが多く、塩基性寄りでは陰イオンが多いのでしたね。

今回は、pH13のときに最も多く存在するイオンの種類を答える問題です。
pH13といえば、グラフの右端ですね。

このとき、陽イオンはほとんど存在しません。
双性イオンは、ごくわずかに存在しています。
陰イオンは、多く存在していますね。
よって、pH13の水溶液中に最も多く存在するのは、陰イオンです。

今回のテーマは、「アミノ酸のイオンとpHの関係」です。
前回は、水溶液中のアミノ酸の状態として、陽イオン・双性イオン・陰イオンの3種類を紹介しましたね。
この3種類の状態を表したグラフについて、詳しく見ていきます。