高校化学
5分で解ける!有機化合物(テスト9、第1問)に関する問題
![高校化学](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry-4179a514592d4339418c389143ae3d2b15628f365f3005f1e098291aaa50eab8.png)
- 問題
- 問題
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
油脂は、高級脂肪酸とグリセリンからなるエステル
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
演習1は、油脂に関する正誤問題です。
油脂の性質を思い出しながら、順番に見ていきましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
ア 油脂は有機溶媒に溶けにくい
油脂は有機化合物の一種でした。
有機化合物の溶解性には、特徴があります。
有機化合物は、水には溶けにくく、有機溶媒には溶けやすいのでしたね。
よって、アは、誤った内容です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
イ 油脂は、高級脂肪酸とグリセリンからなるエステルである
油脂の材料は高級脂肪酸R-COOHと1,2,3-プロパントリオール(グリセリン) のエステルでした。
こちらは、正しい内容です。
二重結合が多いほど、融点が低くなる
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
ウ 構成する脂肪酸の不飽和結合が多いほど、油脂の融点は高くなる
不飽和結合が多いほど、融点は低くなります。
こちらは、誤った内容です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
エ 脂肪は常温において固体であり、不飽和脂肪酸からなる油脂を多く含んでいる
油脂は、固体の脂肪と液体の脂肪油に分類されました。
つまり、前半は正しい内容です。
しかし、不飽和脂肪酸が多くなると、油脂は液体に近い状態になるのでした。
よって、こちらも誤った内容です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
以上より、答えは、イとなります。
![高校 化学 5章 3節 51 1 答え](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che/5_3_51_1/k_sci_che_5_3_51_1_image02.png)
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回は確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習していきましょう。