高校化学

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5分でわかる!界面活性剤

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この動画の要点まとめ

ポイント

界面活性剤

高校 化学 5章 3節 49 1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「界面活性剤」です。

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みなさんは、セッケンのできかたについて学習してきましたね。
今回は、セッケンが汚れを落とす仕組みについて学んでいきましょう。

セッケンは親水基と疎水基をもつ

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セッケンの構造式は、R-COONaです。
これが水中で電離して、 R-COO-Na+ に分かれるわけです。
この様子を模式図で表すと、次のようになります。

高校 化学 5章 3節 49 1図のみ

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図の左側は、炭化水素がつながったような構造になっています。
こちらは油に近いイメージです。
油といえば、水に溶けにくく、有機溶媒となじみやすいことで有名ですね。
ですから、この部分を疎水基といいます。

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それに対して、図の右側はどうでしょうか?
こちらはイオンの性質をもっているため、水との相性がよいことになります。
この部分のことを、親水基といいます。

セッケンは界面活性剤の一種

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以上のように、セッケンは、親水基と疎水基を合わせもっていることになります。
このような物質を、界面活性剤といいます。
つまり、セッケンは、界面活性剤の一種ということですね。
セッケンの他の界面活性剤には、別の授業で紹介する合成洗剤などがあります。

高校 化学 5章 3節 49 1 答えあり

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セッケンなどの界面活性剤は、親水基と疎水基をもつことを押さえておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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