高校日本史B

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5分でわかる!商品作物の栽培

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この動画の要点まとめ

ポイント

商品作物の栽培

近世26 単語2近世26 ポイント2

これでわかる!
ポイントの解説授業
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2つめのポイントは、農業製品のうち、米や麦のような食糧以外の、 商品作物 についてです。

四木三草

近世26 ポイント2 四木三草の部分(最終行以外)/写真を含む

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代表的な商品作物は 四木三草 とよばれました。

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四木というのは、 漆(うるし)・茶・楮(こうぞ)・桑(くわ) です。
漆は、漆塗り、漆器(しっき)に使われます。茶についてはわかりますよね。楮は、紙の原料になりました。
桑は養蚕(ようさん)において蚕(かいこ)のエサに使われました。こうして育てられた蚕は繭(まゆ)をつくり、そこから 生糸 が取れ、最終的に絹となります。

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三草と呼ばれるのは、 麻(あさ)・紅花(べにばな)・藍(あい) です。
麻は布の材料、紅花は赤色の染料、藍は青色の染料です。
紅花は出羽(でわ、東北地方)の名産品、藍は阿波(あわ、現在の徳島県)の名産品です。

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まずは、 四木=漆・茶・楮・桑、三草=麻・紅花・藍 、ということを何回か繰り返し唱えて覚えてしまいましょう。
その後で、それぞれが何に使うものなのか、どこの名産なのか、を覚えていくと良いでしょう。

その他の商品作物

近世26 ポイント2 最終行の木綿菜種たばこい草

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その他の商品作物としては、 木綿(もめん)・菜種(なたね)・たばこ・い草 がありました。
木綿または綿(わた)は、工業で綿糸に加工され、最終的に綿織物になります。
この木綿は、三河(みかわ)・尾張(おわり)・河内(かわち)が主要な産地でした。
菜種は油の材料、い草は畳の材料になりました。

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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