高校化学

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5分でわかる!糖類の分類単糖類の性質

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5分でわかる!糖類の分類単糖類の性質

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この動画の要点まとめ

ポイント

単糖類の性質

高校 化学 6章 2節 7 2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「単糖類の性質」です。

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単糖類といえば、加水分解によって分解されない糖類のことでした。
単糖類には他にどのような性質があるのか、見ていきましょう。
ポイントは、大きく3つです。

単糖類の性質① 白色の結晶である

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まず、単糖類は、白色の結晶です。
単糖類に限ったことではありませんが、砂糖が白っぽいイメージで覚えておくとよいでしょう。

単糖類の性質② 水によく溶ける

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前回、単糖類の構造を簡単に説明しました。
たとえば、グルコースの場合、分子内に5個のヒドロキシ基OHがありましたね。
そして、ヒドロキシ基は親水性の官能基であるため、ヒドロキシ基をもつ物質は水に溶けやすくなります。
このことから、単糖類が水に溶けやすいことがわかりますね。

単糖類の性質③ 還元性を示す(銀鏡反応、フェーリング反応)

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最後にもっとも重要な性質を紹介します。
単糖類の水溶液は還元性を示します。
そのしくみは別の授業で紹介しますが、物質の還元性を確認する方法を思い出しておきましょう。
大事なのは、銀鏡反応フェーリング反応です。

高校 化学 6章 2節 7 2 ポイント内のみ、答えあり

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銀鏡反応とは、単糖類をアンモニア性硝酸銀水溶液に加えて加熱すると、銀が析出するというものでした。

高校 化学 6章 2節 7 2 銀鏡反応の図と説明、答えあり

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それに対して、フェーリング反応とは、単糖類をフェーリング液とともに加熱すると、酸化銅(Ⅰ)の赤色沈殿が生じるというものでした。

高校 化学 6章 2節 7 2 フェーリング反応の図と説明、答えあり

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この2つの反応は、どちらもアルデヒドの還元性を確認するときに登場しましたね。

高校 化学 6章 2節 7 2 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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