今回も「展開のくふう」について考えてみよう。
例えば、次のような式は、普通に展開しようとすると、かなり大変そうだね。

共通のカタマリを探そうと思っても見つからない……
そんなときは、ちょっと視点を変えてみよう。
３つのカッコの中で 相性のいいペア 、つまり 計算しやすいペア はないかな？
すると……

ほら！かけ算する順番は入れかえても問題ないから、（ｘ－２）（ｘ＋２）の計算が見つかるね。 符号だけが違うパターン だから、 （２乗）－（２乗）ですっきりしたカタチで展開できる よね。
ポイントは、「相性のよいペアを見つける」ということなんだ。

ポイントは、「相性のよいペアを見つける」ということなんだ。
さっそく実際の問題を解いて練習していこう。