今回のテーマは「 単項式の係数と次数 」だよ。
「 係数 」と「 次数 」は、中学数学でも学んだ言葉なんだけど、覚えてる？

単項式とは、項が１つだけの式だったね。
例えば、次の単項式の係数について考えていこう。

係数 というのは「 文字にかかっている数字 」のことなんだ。
つまり係数は「 文字の前の数字 」を答えればいいんだね。

では、同じように次の式の次数についてもみていこう。

「 次数 」というのは「 文字の個数の合計 」のこと。
つまり「 文字の右肩の数字の合計 」を答えればいいんだね。

「文字の個数の合計」を念のため丁寧に数えておくと、
４ｘ³ｙ²＝４× ｘ×ｘ×ｘ×ｙ×ｙ 　
たしかに、かかっている文字の個数は５個で、次数は５だね。
係数と次数をポイントでまとめると次のようになるよ。

係数と次数のポイントをおさえたら、さっそく練習問題を解いていこう。