高校日本史B
5分でわかる!遣欧使節
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
天正遣欧使節
これでわかる!
ポイントの解説授業
4人の少年使節が、3人のキリシタン大名によって送られた
この 天正遣欧使節 で送られたのは、4人の少年です。
正使の伊東マンショ、千々石ミゲルのほか、副使の中浦ジュリアン、原マルチノの4人は、ローマに向かい、教皇に謁見します。
彼らを派遣したのは3人の キリシタン大名 です。
キリシタン大名とはその名の通り、キリスト教に改宗した大名のことです。
ザビエルが布教した豊後の 大友義鎮(宗麟) (おおともよししげ(そうりん))、ヴァリニャーニがセミナリオを設立した肥前の大村純忠(おおむらすみただ)、有馬晴信(ありまはるのぶ)が送り出しました。
教皇に謁見することは大変な名誉でしたが、帰国時には秀吉によってバテレン追放令というものが出され、日本国内のキリシタンへの態度が大きく変わっていました。
そのため、彼らは予想された歓迎を受けることはありませんでした。
アレクサンドロ=ヴァリニャーニの勧めにより、4人の少年使節がヨーロッパに送られました。
このポイントでは、この 天正遣欧使節 についてみていきます。