高校化学

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5分でわかる!セッケンの性質

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この動画の要点まとめ

ポイント

セッケンの性質

高校 化学 5章 3節 48 2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「セッケンの性質」です。

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前回は、セッケンのでき方について学習しました。
セッケンは、油脂のけん化によって生じるのでしたね。

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次にセッケンのもつ性質を見ていきましょう。

高校 化学 5章 3節 48 2 答えなし

セッケンは、水溶液中で塩基性を示す

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1つ目の性質は、水に溶けた場合の液性です。
セッケンは、弱酸と強塩基からできた正塩です。
ということは、水に溶けて塩基性を示しますね。

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こちらは、塩の性質のところで学習した内容です。
強塩基が勝つイメージでしたね。

セッケンは、硬水中で洗浄力を失う

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2つ目の性質は、セッケンが汚れを落とす力、つまり、洗浄力に関する内容です。

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身近な例からイメージしてみましょう。
私たちは、台所や洗面所でセッケンを使って汚れを落としています。
しかし、キャンプのときなどに、川の水でセッケンを使おうとしても、泡がたたないことがあります。
どうしてこのような違いがあるのでしょうか?
ポイントは、水の種類です。

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川の水の中には Ca2+Mg2+ を含むものがあり、このような水を硬水といいます。
硬水中で、セッケンは、Ca2+やMg2+と反応して、水に溶けない塩をつくってしまうわけです。
セッケンは硬水中で洗浄力を失うと覚えておきましょう。

高校 化学 5章 3節 48 2 答えあり

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セッケンの主な性質は、以上の2点です。
特に、セッケンと硬水の関係は、テストでよく狙われます。
しっかりと整理しておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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