高校化学
5分でわかる!セッケンの性質
![高校化学](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry-4179a514592d4339418c389143ae3d2b15628f365f3005f1e098291aaa50eab8.png)
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
セッケンの性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
前回は、セッケンのでき方について学習しました。
セッケンは、油脂のけん化によって生じるのでしたね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
次にセッケンのもつ性質を見ていきましょう。
セッケンは、水溶液中で塩基性を示す
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
1つ目の性質は、水に溶けた場合の液性です。
セッケンは、弱酸と強塩基からできた正塩です。
ということは、水に溶けて塩基性を示しますね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
こちらは、塩の性質のところで学習した内容です。
強塩基が勝つイメージでしたね。
セッケンは、硬水中で洗浄力を失う
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
2つ目の性質は、セッケンが汚れを落とす力、つまり、洗浄力に関する内容です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
身近な例からイメージしてみましょう。
私たちは、台所や洗面所でセッケンを使って汚れを落としています。
しかし、キャンプのときなどに、川の水でセッケンを使おうとしても、泡がたたないことがあります。
どうしてこのような違いがあるのでしょうか?
ポイントは、水の種類です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
川の水の中には Ca2+ や Mg2+ を含むものがあり、このような水を硬水といいます。
硬水中で、セッケンは、Ca2+やMg2+と反応して、水に溶けない塩をつくってしまうわけです。
セッケンは硬水中で洗浄力を失うと覚えておきましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
セッケンの主な性質は、以上の2点です。
特に、セッケンと硬水の関係は、テストでよく狙われます。
しっかりと整理しておきましょう。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回のテーマは、「セッケンの性質」です。