高校化学

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5分でわかる!エステル化と加水分解・けん化

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この動画の要点まとめ

ポイント

エステル化と加水分解・けん化

高校 化学 5章 3節 44 2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「エステル化と加水分解・けん化」です。

エステル化は、カルボン酸+アルコール

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前回は、エステルの定義について確認しました。
次に、エステルの反応を学習していきましょう。

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まずは、エステルの製法です。
図の左のように、カルボン酸とアルコールを用意しました。
ここに濃硫酸を加えて、脱水反応を起こします。

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すると、右のようにエステルと水ができます。
 カルボン酸+アルコール→エステル+水
この反応を、エステル化といいます。

高校 化学 5章 3節 44 2 上の式だけ 答えあり

加水分解は、エステル+水

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今回の式については、右向きだけでなく、左向きに反応させることもできます。
つまり、エステルに水を加えて加熱することで、分解することができるのです。
 エステル+水→カルボン酸+アルコール

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この反応を、加水分解といいます。
ちなみに、この反応では、希塩酸や希硫酸を触媒として用います。

高校 化学 5章 3節 44 2 上の式だけ 答えあり

けん化は、エステル+塩基

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ちなみに、もう一つ特殊な加水分解があります。
エステルに塩基を加えて加水分解を起こすと、カルボン酸の塩とアルコールができます。
 エステル+塩基→カルボン酸の塩+アルコール
このように塩基を用いた加水分解を、けん化といいます。

高校 化学 5章 3節 44 2 下の式だけ 答えあり

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エステルに関する反応としては、エステル化・加水分解・けん化の3つを押さえておきましょう。

高校 化学 5章 3節 44 2 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

エステル化と加水分解・けん化
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