高校化学

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5分でわかる!ケトンの製法

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この動画の要点まとめ

ポイント

ケトンの製法

高校 化学 5章 3節 35 2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「ケトンの製法」です。

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みなさんは、ケトン基という官能基について学習してきました。
さらに、ケトン基をもつ化合物のことを、ケトンといいます。

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次に、ケトンの製法を紹介していきます。
とはいっても、実は、すでにみなさんも聞いたことがある内容です。

ケトンの製法は、第二級アルコールの酸化

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みなさんは、アルコールの酸化を覚えていますか?
アルコールは、ヒドロキシ基の結合のしかたによって、3つに分類されました。
第一級アルコール・第二級アルコール・第三級アルコールの3つでしたね。

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これらのうち、第一級アルコールはアルデヒド・カルボン酸と酸化され、第三級アルコールは酸化されにくい物質です。
これに対して、第二級アルコールを酸化すると、ケトンができるのでしたね。
つまり、これがケトンの製法なのです。

2-プロパノールの酸化でアセトンができる

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実際にどのような反応が起こるのか、見てみましょう。

高校 化学 5章 3節 35 2 答えあり

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図のように、2-プロパノールを用意しました。
これを酸化すると、アセトンという物質ができます。
これがまさに、ケトンの一種なのです。
ちなみに、この酸化の過程は、2Hをとると覚えるのでしたね。

高校 化学 5章 3節 35 2 答えあり

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以上のように、ケトンは、第二級アルコールの酸化で得られることを押さえておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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