練習問題で今回の内容を確認しましょう。

平民主義思想を唱えた徳富蘇峰らが『国民之友』を発行したのに対し、国粋主義を唱えた三宅雪嶺らは 『日本人』 を刊行しました。

国家主義思想への疑問が生じたことに対して、政府は1908年に戊申詔書を発布しました。

1900年代には社会主義思想が発達し、幸徳秋水らが平民社を設立して、日露反戦を主張しました。

明治時代の思想について見てきました。
社会主義は政治史と深く結びつくところですから、しっかり整理しておくようにしましょう。