高校日本史B
5分でわかる!工芸・彫刻
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この動画の要点まとめ
ポイント
元禄文化(工芸・彫刻)
これでわかる!
ポイントの解説授業
燕子花がポイント!『八橋蒔絵硯箱』!
まずは、蒔絵の作品を見てみましょう。
尾形光琳の 『八橋蒔絵硯箱』 です。
尾形光琳は絵画のところでも登場していましたね。
この作品には、貝殻を埋め込む「螺鈿」という装飾も施されています。
また、ここに描かれている花は燕子花(かきつばた)です。
ピンと来たでしょうか。そう、尾形光琳は同じ燕子花を主題として、 『燕子花図屏風』 を描いていましたね。
こうして写真を見ながら整理して理解すると、作者や時代も覚えやすくなります。
陶磁器の分野では、野々村仁清が 『色絵藤花文茶壷』 という京焼の作品を残しています。
また、尾形光琳の弟である尾形乾山は、野々村仁清に学んで様々な作品を作りました。
宮崎友禅が「友禅染」を創始!
そのほか、元禄期には宮崎友禅が着物などの友禅染を始めました。
友禅染は現代でも残っていますね。
また、彫刻の分野では、円空という僧が、鉈彫の仏教彫刻を多数残しました。
続いて、元禄文化の工芸や彫刻について見てみましょう。