高校日本史B
5分でわかる!金属器
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この動画の要点まとめ
ポイント
金属器
これでわかる!
ポイントの解説授業
実用的な鉄器と、祭器としての金属器
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弥生時代には金属器が使われ始めました。
金属器は主に 鉄器 と 青銅器 の二つに分けられます。
鉄器は実用品として、青銅器は祭器として用いられました 。
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まず、 鉄器は実用品 です。
例えば、戦いに使う鉄剣や、稲作に使う鉄鋤や鉄鎌などとして使われました。
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そして、 青銅器は祭器 として使われました。
祭器とは、お祭りごとの儀式として使う道具のことです。
青銅器は地方ごとに様々なものが発見されています。
畿内を中心に 銅鐸 (どうたく)、瀬戸内や北九州などに 銅剣 や 銅矛 、全国各地で 銅鏡 などが発見されています。
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銅鐸は大きな鐘のような形をしていて、音を鳴らして使ったといわれています。
銅剣や銅矛はどちらも武器の形をしていますが、実用品ではなく、祭器として使われたと考えられています。
銅鏡は模様がついた丸い形です。占いやまじないに使ったり、顔を映す鏡として使われたといわれています。
青銅器の銅剣や銅鐸が見つかった遺跡を覚えよう
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銅剣と銅鐸が発見された遺跡も、一緒に押さえておきましょう。
両方とも島根県で、銅剣は 神庭荒神谷遺跡 (かんばこうじんだにいせき)、銅鐸は 加茂岩倉遺跡 (かもいわくらいせき)から見つかっています。
この2つの遺跡は近い場所にあり、この辺りに多くの人々が集まって、王様のような人の下で生活していた、と考えられています。
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金属器の2種類、実用的な「鉄器」と祭事に使う「青銅器」、という区別をしっかりとつけましょう。
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3つ目のポイントは、 弥生文化の金属器 です。