高校日本史B
5分でわかる!地方の統治機構
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この動画の要点まとめ
ポイント
地方の統治機構
これでわかる!
ポイントの解説授業
地方の分け方は「国・郡・里・戸」
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朝廷は、今の都道府県のように、全国を多くの「 国 」に分けました。
各国は、更に 郡 (ぐん)、 里 (り)、戸(こ)と細かい単位に分けられていました。
イメージとしては、 国 が現在の都道府県、 郡 が現在の市、 里 が現在の区、といった感じです。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
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各国には、 国司 という長官が中央(都)から派遣されました。
彼らは役所である国衙で、中央に治める税を徴収していました。
今で言う、都道府県の知事のような立場でした。
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国の下の 郡 の長である 郡司 は、国司が地元の有力者を任命して選びました。
国司は中央から派遣、郡司は地元の有力者、という違い も押さえておきましょう。
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郡の下の 里 は長である 里長 が統治していました。
そして、 里 は、戸主がまとめる20~30人ほどの人が集まった「戸」が50戸集まって成り立っていました。
特別な場所には特別な役職 九州の大宰府は重要!
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ほとんどの地方は国司・軍事・里長・戸主によって統治されていましたが、一部の地域には特別な役職を設置して統治にあたりました。
京都の京職、九州の 大宰府 (だざいふ)、摂津の摂津職があります。
この中で大宰府は、朝廷の出張所のような場所です。
漢字も間違えやすい(例えば「大」を「太」と間違えるなど)ので、気をつけてください。
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ここではまず、 国 に 国司 、 郡 に 郡司 、 里 に 里長 がいて、九州は特別に 大宰府 が置かれていた、ということを押さえましょう。
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前回は、政治の中央である都の統治機構(お役所など)を学びました。
では、地方の場合はどうでしょうか。
1つ目のポイントは、その 地方の統治機構 についてです。