高校化学
5分で解ける!アルキンの付加反応に関する問題
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練習の解説授業
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今回の問題は、アセチレンの反応に関する問題です。
アルキンの付加反応の流れを復習しましょう。
アルケン同様に、アルキンも付加反応しやすい
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アルケンと同様に、アルキンは付加反応を起こしやすい物質です。
付加反応とは、二重結合の一方が開いて、他の原子や原子団とくっつく反応のことでしたね。
アセチレン⇒塩化ビニル⇒ポリ塩化ビニル
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それでは、問題を解いていきましょう。
スタートは、アセチレンです。
アセチレンに塩化水素HClを付加させていますね。
それによってできるのは、塩化ビニルでした。
塩化ビニルの構造式を考えてみましょう。
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アセチレンの三重結合が二重結合になり、そこにHとClが一つずつ結合します。
すると、次のような構造式になります。
![高校 化学 5章 2節 25 練習 アの答え](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che/5_2_25_3/k_sci_che_5_2_25_3_image02.png)
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それでは、次の反応を考えましょう。
ここには、付加重合と書かれていますね。
付加重合とは、付加反応を繰り返して、大きな分子ができる反応のことでした。
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今回の場合も、塩化ビニルが繰り返し単位となって、結合していくことがわかりますね。
構造式を書くときのポイントは、二重結合を単結合にすることと炭素は隣の分子の炭素とくっつくことです。
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最後に、繰り返し単位をカッコでくくって、右下にnをつければ、次のようになります。
![高校 化学 5章 2節 25 練習 イの答え](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che/5_2_25_3/k_sci_che_5_2_25_3_image03.png)
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練習問題を解いていきましょう。