高校化学
5分でわかる!アルケンの付加重合
![高校化学](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry-4179a514592d4339418c389143ae3d2b15628f365f3005f1e098291aaa50eab8.png)
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
アルケンの付加重合
これでわかる!
ポイントの解説授業
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
前回は、アルケンの付加反応について学習しましたね。
二重結合の一方が切れて、臭素や塩素などと結びつくのでした。
この付加反応ですが、場合によっては、少し特殊な反応を起こすことがあります。
詳しく見ていきましょう。
アルケンは付加反応を繰り返して、分子量の大きな物質になる
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
図のように、アルケンの一種であるエチレンを大量に用意しました。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
このエチレンが付加反応を起こすと、どのようになるでしょうか?
それぞれの二重結合の一方が切れて、他の物質と結合しようとします。
すると、エチレンの炭素が隣のエチレンの炭素とくっつきます。
それが連鎖していくと、なんと、次のような物質ができるのです。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
炭素がずらっと一列にならび、その上下に水素がくっついているようなイメージですね。
この物質をポリエチレンといいます。
ポリエチレンは、ビニール袋などに使われている、プラスチックの一種です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
この他にも、塩化ビニルという物質は、付加重合してポリ塩化ビニルとなります。
ポリ塩化ビニルは、パイプや絶縁体などとして、広く利用されています。
アルケンは付加重合を起こしやすい
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
このように、分子量の小さい物質が繰り返し結合して、分子量の大きな物質になることを、重合といいます。
特に、今回のような付加反応よる重合を付加重合といいます。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
アルケンは付加重合を起こしやすいということを、覚えておきましょう。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回のテーマは、「アルケンの付加重合」です。