高校化学
5分でわかる!アルカンの性質
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この動画の要点まとめ
ポイント
アルカンの性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
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これまでは、アルカンの定義や名称、構造について学習してきましたね。
次に、アルカンの性質に注目していきましょう。
炭素数が上がるほど、沸点・融点ともに上昇
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最初に注目するのは、アルカンの沸点・融点です。
次のグラフを見てください。
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このグラフの横軸には炭素原子の数、縦軸には沸点・融点の温度がとられています。
たとえば、炭素数が1のアルカン(メタン)は、グラフの左端に沸点・融点が示されています。
その横は、エタン、プロパン、ペンタン、…と並んでいるわけです。
全体の傾向を見てみると、炭素数が上がるほど、沸点・融点ともに上昇していることがわかりますね。
炭素数が1~4のアルカンは常温で気体
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そして、このグラフにおいて重要なのは、常温・常圧におけるアルカンの状態です。
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みなさんは、沸点・融点と状態の関係をイメージできますか?
たとえば、炭素数が4のブタンでは、沸点が-1℃になっています。
ということは、常温(約25℃)においては、どのような状態で存在するでしょうか?
沸点とは、液体が気体になる温度でしたよね。
なので、温度(約25℃)が沸点(-1℃)よりも高いときには、ブタンは気体として存在します。
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このように、炭素数が1~4までのアルカンは、常温において気体として存在しています。
炭素数が5~17のアルカンは常温で液体
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それに対して、炭素数が5~17のアルカンについては、沸点が常温以上、融点が常温以下になっています。
ということは、炭素数が5~17のアルカンは常温で液体なのです。
炭素数が18以上のアルカンは常温で固体
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最後に、炭素数が18以上のアルカンについては、融点が常温以下になっています。
つまり、炭素数が18以上のアルカンは常温で固体です。
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特に、常温で気体か液体かの区別は重要です。
炭素数4と5の間に境目があることをしっかりと覚えておきましょう。
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今回のテーマは、「アルカンの性質」です。