高校数学Ⅲ
5分でわかる!数列の極限について(2)
![高校数学Ⅲ](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_mathematics_3-c4572ba7c8a2ac3a200f553dfcd3149de4e1b02a78409f01388ce309278d007a.png)
- ポイント
- 問題
- 問題
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
数列の極限について(2)
これでわかる!
ポイントの解説授業
分母にnがあるときの極限
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/asami.png)
まずは,an=±(1/n)であるときのlimn→∞anを覚えましょう。
POINT
![極限2 ポイント ①と②](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/mat_3/4_1_2_1/k_mat_3_4_1_2_1_image02.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/asami.png)
an=±(1/n)であるとき,limn→∞anはどちらも0となります。①は前回の授業でも確認しましたね。②のn=-(1/n)のときの数列{an}を少しイメージしてみましょう。nは自然数なので,
{an}=-1,-(1/2),-(1/3),-(1/4),……,-(1/100000000),……
と無限に続いていきますね。分母のnが限りなく大きい値になると, anは0に近づいていく ことがわかります。
(-n)の極限は?
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/asami.png)
次に,an=±nであるときのlimn→∞anを覚えましょう。
POINT
![極限2 ポイント ③と④](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/mat_3/4_1_2_1/k_mat_3_4_1_2_1_image03.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/asami.png)
an=nであるとき,limn→∞anは∞,an=-nであるとき,limn→∞anは-∞となります。③は前回の授業でも確認しましたね。④のn=-nのときの数列{an}を少しイメージしてみましょう。nは自然数なので,
{an}=-1,-2,-3,-4,……,-100000000,……
と無限に続いていきますね。nが限りなく大きい値になると, anは∞にマイナスの符号がついた-∞(負の無限大)近づいていく ことがわかります。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
数列の極限は,数列{an}において自然数nが無限大を目指して進んで行くときに,anが近づく目標値を表します。今回は,基本的な数列の極限の公式を4つ紹介しましょう。