この問題を解くポイントは、 「助動詞を含む慣用表現」をしっかりとおさえること です。

would like to 原形 は「 ～したい 」という意味で、
want toをていねいにした表現だよ。
would rather 原形 も「 ～したい 」という意味だけど、
特に、何かと何かを比べて「 ～するよりもむしろ…したい 」という比較の意味を表せるんだったね。
may well 原形 は「 ～するのは当然だ 」という意味だったね。

これをしっかり押さえて、問題を解いていこう。

まずは(1)から。
get angryで「怒る」という意味だね。
may well に注目。これは「 ～するのも当然だ 」という意味だね。
mayが表す「なんとなく」という感じを、wellが強めているんだ。

次に(2)を見ていこう。

comeは「来る」という意味だね。
would like to 原形 の形が使われていることに注目しよう。
これは、 want to 原形 をていねいにした、「 ～したい 」という意味の表現だよ。
だけど、ここではwould likeとtoの間にyouがはさまっているね。どう訳したらいいのかな。

まず、先に整理しておこう。
S want to 原形 で「 Sが～したい 」という意味だけれど、
S want 人 to 原形 で、「 Sは人に～してほしい 」という意味になるんだよ。

これと同じような話で、
S would like to 原形 も、 to 原形 の前に 人 を置くと、
S would like 人 to 原形 、「 Sは人に～してほしい 」となるんだ。

(2)は、I would like you to 原形 となっているから、
もとはI want you to 原形 「私はあなたに～してほしい」のていねい表現だったんだね。