5分でわかる!助動詞の代用表現(be able to/have to)
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- ポイント
- 練習
- チャレンジ
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この動画の要点まとめ
ポイント
助動詞のかわりに使える表現、be able to と have to
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(1)は「できた」、(2)は「ならない」を表す英語を下線に補おう。
どちらも助動詞でも表現できそうだけれど、ここでは 助動詞の代用表現 を使うよ。
くわしくは、今回のポイントをみながら確認していこう。
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可能を表す ①be able to「~できる」 は助動詞canのかわりに、
必要性を表す ②have to「する必要がある」 は助動詞mustのかわりに、それぞれ使うことができるよ。
ただ、助動詞と代用表現とでは、使い方やニュアンスが少し違ってくるんだ。
助動詞と代用表現のニュアンスの違いは?
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助動詞を使うと、「気持ちとして思っている」という感じ を表せるんだったよね。
一方で、 代用表現を使うと、「外から見て客観的に事実だ」という感じ を表せるよ。
・気持ちとして「できる」と思っている → can
・外からみて事実として「できる」といえる → be able to
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特に過去形になった時に、canとbe able toの違いがより明らかになるよ。くわしくは、あとで(1)を解きながらみていこう。
・「自分としては絶対」という気持ちを表す → must
・外から見て「確かに必要」とわかる → have to
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このように、 「気持ち」を乗せたいときは助動詞 、
「外からみて」という客観的な感じを出したいときは代用表現 を使おう。
助動詞でも言えそうだけれど、ちょっとだけニュアンスが違う、というところを埋めるのが、助動詞の代用表現なんだ。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
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まず(1)をみてみよう。swimは「泳ぐ」という意味だよ。
「リンダは昨日、100m泳ぐことが できた 。」の「 できた 」に注目しよう。 可能 のニュアンスを表したいことが分かるね。
もし可能の助動詞canの過去形couldを使うと、「泳げただろう」という「気持ち」を表せるよ。
でも、「泳ぐことができた」ということは 過去の「事実」 なので、 「気持ち」とは少し異なる よね。
だからここでは、 be able to を使おう。
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「昨日」という過去の話なので、忘れず was able to としよう。
このように、be able toは、過去形になると、「 能力的にできた 」という意味を出すことができるんだ。
wasが使われることで「事実」、ableで「能力がある」、toが使われることで「客観性」という意味が出るんだね。
![助動詞9の練習(1) 答え入り](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/3_0_5_1/k_eng_gra_3_0_5_1_image05.png)
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次に、(2)をみてみよう。
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(2)「宿題をしなければ ならない 」の「 ならない 」に注目しよう。
これは、宿題をやらないと「主観的に自分の気持ちとして」まずい、ともいえそうだし、「客観的にみて」まずい、ともいえそうだし、どちらともとれそうだね。
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「今やらないとまずい」という気持ちを表すのであれば must 、
「客観的にみてこれはやらないといけないよね」という感じを出すのであれば have to を使おう。
![助動詞9の練習(2) 答え入り](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/3_0_5_1/k_eng_gra_3_0_5_1_image07.png)
have toとmustの否定表現
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続いて、例題の(3)を見てみよう。
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「全部は食べ なくてもいいですよ 」は「 必要性がない 」ことを表しているよね。
このようなときは、 don't have to「~する必要がない」 という表現を使おう。
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ちなみに、 have toの否定形don't have toと、mustの否定形must notとは、全く違う意味になる から注意しよう。
・don't have to 「~する必要がない」 (不必要)
・must not 「絶対に~するな」 (禁止)
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義務を表すmustは「絶対」という気持ちを表しているんだね。
必要性を表すhave to と、 「絶対」という気持ちを表す義務のmust 、違いを押さえておこう。
![助動詞9の練習(3)答え入り](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/3_0_5_1/k_eng_gra_3_0_5_1_image09.png)
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今回のテーマは 「助動詞の代用表現」 について。
be able to と have to をとりあげます。
代用表現と、助動詞との意味の違いにも着目しよう。
次の例題を通して考えていこう。例題はこちら。