高校英語文法

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5分でわかる!助動詞(should/need not)+ have 過去分詞

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5分でわかる!助動詞(should/need not)+ have 過去分詞

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この動画の要点まとめ

ポイント

助動詞(should/need not)+have 過去分詞

助動詞17・18のポイント アイコンあり

これでわかる!
ポイントの解説授業

後悔・非難の気持ちを込める表現

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今回のテーマは 「助動詞(should/need not)+have 過去分詞」 の表現についてです。

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助動詞の後ろに完了形がくると、「過去の内容についての、今の気持ち」を表せる んだったね。
ここでは、 should+完了形とneed not+完了形 の、意味や使いかたを見ていくよ。

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次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。

助動詞17の例題(1)(2) アイコンあり

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(1)の「 べきだ 」は気持ちだから、助動詞 should で表せるね。
一方、(2)の「 べきだったのに 」を見てみよう。
べき 」という気持ち、「 だった 」という過去の意味、
もうひとつ「 のに 」という別の意味がよみとれるね。
こんなときはどう表現すればいいのかな。
それじゃあ、今回のポイントをみていこう。

助動詞17・18のポイント アイコンなし

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①should have 過去分詞「~するべきだったのに」 を見てみよう。助動詞 should のあとに、 have 過去分詞 、つまり 完了形 が続く形になっているね。
should で「 べき 」という気持ちが、
完了形で「 だった 」という「過去の内容」の意味が、
それぞれ表されるんだね。

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ここで重要なことは、 should have 過去分詞 には、「~するべきだった のに 」という、 後悔や非難 の気持ちが表れる、ということ。
自分のことだったら 後悔 、他人のことだったら 非難 のニュアンスになるよ。

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同じように、 ②need not have 過去分詞「~する必要はなかったのに」 でも、 助動詞+完了形 なので「 過去についての気持ち 」が表されるよ。
それだけじゃなく、「~する必要はなかった のに 」という 後悔や非難 の気持ちが込められることを押さえよう。

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このように、 should+完了形とneed not+完了形 の表現を使うと、 自分の後悔他人への非難 の気持ちを表せることを押さえよう。

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それじゃあ、問題に戻ってみよう。

助動詞17の例題(1) アイコンなし

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(1)「あなたはそれをする べきだ 」の「 べきだ 」に注目しよう。
べきだ 」という気持ちは、助動詞 should を使って表せるね。

(1)の答え
助動詞17の例題(1)答え入り アイコンなし
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次に、例題(2)を見てみよう。

助動詞17の例題(2) アイコンなし

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でも(2)を見てみると、「べき だった のに」となっているから、過去のことを表していることがわかるね。
それから、「 のに 」とあるので、終わってしまった過去のことについて、他人への 非難 の気持ちが込められているとわかるね。

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こういうときは、 should+完了形 を使おう。
should+完了形 で、 後悔や非難の気持ち を表現できるよ。
do「する」の過去分詞はdoneなので、should have doneとなるね。

(2)の答え
助動詞17の例題(2)答え入り アイコンなし
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続いて、例題の(3)を見てみよう。

助動詞17の例題(3) アイコンなし

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「あなたはそう する必要がなかったのに 」の「 する必要がなかったのに 」に注目しよう。

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必要が 」という気持ち、「 なかった 」という過去、「 のに 」という非難の気持ちが込められていることがわかるね。
こういうときは、 need not+完了形 で表現しよう。

(3)の答え
助動詞17の例題(3)答え入り アイコンなし
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助動詞+完了形で、「過去の内容についての、今の気持ち」を表せる んだったね。
特に、 should+完了形 は「~するべきだった のに 」、 need not+完了形 は「~する必要はなかった のに 」と 自分への非難や他人への後悔 の気持ちを表せるということを押さえておこう。

[補足]「助動詞+完了形」で過去の意味になるのはなぜ?

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過去の内容について、今気持ちを向けている 」ということを表したいとき、本当は、
例題(2)ならshould did、例題(3)ならneed not didのように、
助動詞の後ろに 過去形did をおきたいところだよね。

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でも、 助動詞の後ろに過去形をおくことはできない んだ。
だからかわりに 完了形have done にして、 過去の内容 だということを表すんだったよね。

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

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