高校英語文法

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5分でわかる!that節の中のshould

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5分でわかる!that節の中のshould

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この動画の要点まとめ

ポイント

that節の中のshould

助動詞19・20のポイント アイコンあり

これでわかる!
ポイントの解説授業

判断を込める形容詞、提案・主張の動詞が使われているときは?that節の中のshouldとその省略に注意!

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今回のテーマは 「that節の中のshould」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。

助動詞19の例題(1)(2) アイコンあり

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英語を下線に補う問題だけど、
どちらも、thatを使って節がつながれているね。

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(1)はthat以下に注目すると、
「彼があなたを好き」he loves youと入れたくなるよね。
(2)もは過去の時制に気をつけながらthat以下に注目すると、
I went to the meetingと入れたくなるね。
でも、ここでは違うよ。

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実は(1)も(2)も、 動詞は原形 を使うのが正解なんだ!
どうしてかって?今回のポイントを見て確認していこう。

助動詞19・20のポイント アイコンなし

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今回扱っている2つのポイントは、少しややこしい内容だけれど、
パターンを形ごと覚えてしまおう。

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①It is 判断の形容詞 that S (should) 原形 … 、という形で、
Sが…なのは[=that以下の部分]、~だ[=判断の形容詞の部分] 」という意味を表すよ。

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判断が込められる形容詞には、natural「当然だ」、essential「不可欠だ」、strange「おかしい」などがあるよ。

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このパターンで、最も注意したいのが、that節の中の動詞の部分!
that節の中のshouldは、普通省略されて、動詞が原形になってしまう んだ。

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もともとは、 should+動詞の原形 だから、shouldが省略されても、後ろの動詞は原形のまま残るんだね。

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②V that S (should) 原形 、のパターンでは、
Sが…することを[=that以下の提案・主張のなかみの部分]、~する[=thatより前のV提案・主張の動詞] 」という意味を表すよ。

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提案や主張の動詞には、propose「提案する」、suggest「提案する」、recommend「推薦する」、insist「主張する」などがあるよ。

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これらの動詞を使うときも、 that節の中のshouldは、普通は省略される んだ。

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①、②のパターンは、 that節の主語が3人称のときにもいきなり動詞の原形を使う ことになるんだね。
文法問題ではとてもよく狙われるパターンだよ。

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それじゃあ、問題に戻ってみよう。

助動詞19の例題(1) アイコンなし

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まずは(1)、「好き」はloveで表そう。
naturalは判断の基準の形容詞 だね。

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判断の形容詞を使って、「Sが…なのは、~だ」と言いたいときは、 It is 判断の形容詞 that S (should) 原形 … 、の形になるんだったね。

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だからthat he loves youではなくthat he should loveになるよ。
ただし、 that節の中のshouldは普通省略される から、
ここでは、(should) loveを置こう。
shouldを省略しても、後ろの動詞はlovesに戻らずloveのまま、原形のまま残るよ。

(1)の答え
助動詞19の例題(1)答え入り アイコンなし
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次に(2)を見てみよう。

助動詞19の例題(2) アイコンなし

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proposeは「提案する」、meetingは「会議」という意味だよ。

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まず、動詞にpropose「提案する」が使われていることに注目。
提案や主張の動詞が使われているときは、V that S (should) 原形 、をとるんだったね。

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thatの後ろは、 S should 原形 という形になるので、
that I should go to the meeting、になるね。

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ただこのパターンのthat節の中の shouldは普通省略される よ。
goを原形のまま残し、that I (should) go to the meetingとなるね。

(2)の答え
助動詞19の例題(2)答え入り アイコンなし
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今回の2つのパターンで、
that節の中のshouldは普通省略される ということと、
shouldが省略されても、 後ろの動詞は原形のまま 残るということに注意しよう。

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

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