高校化学
5分で解ける!無機物質(テスト8、第1問)に関する問題
![高校化学](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry-4179a514592d4339418c389143ae3d2b15628f365f3005f1e098291aaa50eab8.png)
- 問題
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習
解説
これでわかる!
問題の解説授業
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
演習は、銅のイオンに関する問題です。
前半と後半に分けて、考えていきましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
それでは、前半です。
Cu(OH)2は多量のNaOHに再溶解しない
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
硫酸銅(Ⅱ)水溶液は、銅(Ⅱ)イオンCu2+ を含んでいます。
ここに水酸化ナトリウム水溶液を加えると、青白色の沈殿が生じます。
このときに生じる物質は、水酸化銅(Ⅱ)Cu(OH)2 です。
Cu(OH)2を加熱すると、CuOの黒色沈殿
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
水酸化銅(Ⅱ)Cu(OH)2を加熱すると、酸化銅(Ⅱ)CuOが生じます。
Cu(OH)2からH2Oが取れるようなイメージですね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
そして、酸化銅には、酸化数によって、2つの種類がありました。
CuOは黒色、Cu2Oは赤色でしたね。
この2つの色の違いは、必ず押さえておきましょう。
![高校化学 無機物質42 ポイント1 ①②の答え](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che/4_3_42_1/k_sci_che_4_3_42_1_image03.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
続いて、後半です。
Cu(OH)2は多量のNH3に再溶解する
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
Cu2+を含む溶液に多量のアンモニア水を加えます。
すると、最初に生じた水酸化銅(Ⅱ) が溶解し、深青色の溶液に変化します。
このときに生じるイオンが何だったか覚えていますか?
テトラアンミン銅(Ⅱ)イオン[Cu(NH3)]2+ でしたね。
Cu2+にH2Sを通じると、CuSの黒色沈殿
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
硫酸銅(Ⅱ)水溶液に硫化水素を通じると、黒色沈殿が生じます。
これは、硫化銅CuSです。
硫化物の多くは黒色でしたね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
銅に関しては、沈殿や溶液の色がとても重要です。
きちんと整理しておきましょう。
![高校化学 無機物質42 ポイント1 ③④の答え](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che/4_3_42_1/k_sci_che_4_3_42_1_image05.png)
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回は確認テストです。
練習問題を解きながら、これまでの内容を復習していきましょう。