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5分でわかる!錯イオンとは

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この動画の要点まとめ

ポイント

錯イオンとは

高校化学 無機物質33 ポイント1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「錯イオン」です。

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錯イオンという言葉は、聞きなれないかもしれませんね。
しかし、みなさんは、錯イオンについて学習したことがあるはずです。

錯イオンとは、金属イオン分子や陰イオンが配位結合したもの

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亜鉛について学んだとき、過剰の水酸化ナトリウム水溶液を加えると、沈殿の再溶解が起こりましたね。
そのときに生じたイオンが、テトラアンミン亜鉛(Ⅱ)イオンというものでした。
化学式で示すと、〔Zn(NH3)42+ となりました。
このイオンは、亜鉛イオンの周囲を4個のアンモニア分子が取り囲む構造をしています。

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つまり、中心となる金属イオンに、非共有電子対をもつ分子や陰イオンが配位結合しているわけです。
このようなイオンを錯イオンといいます。

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ちなみに、テトラアンミン亜鉛(Ⅱ)イオンの場合、中心となっているのは亜鉛イオンです。
そのまわりのアンモニア分子が電子を提供し、配位結合ができているわけです。

高校化学 無機物質33 ポイント1 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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