高校日本史B

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5分でわかる!芸能(能)

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この動画の要点まとめ

ポイント

中世の文化25 単語1 芸能(能)中世の文化25 ポイント1 芸能(能)

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回は、室町文化の芸能について扱います。
まずは、現代にも続く (のう)から見ていきましょう。

室町時代に能が完成

中世の文化25 ポイント1 最初の4行+能の様子の写真

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この頃、 というものがでてきます。
能とは、社寺の祭礼で奉納する 猿楽能 (さるがくのう)に、民間に発展した 田楽 (でんがく)を取り入れて庶民的芸術に発展したものです。
田楽とは、太鼓をたたき、笛を吹いて、豊作を願う儀式です。

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能は、室町文化で、 観阿弥・世阿弥 (かんあみ・ぜあみ)の親子によって、芸術的な演劇として完成しました。
能と、歌舞伎や狂言を混同しないようにしましょう。

能を完成させた観阿弥・世阿弥

中世の文化25 ポイント1 ◎大和四座 以下の部分

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興福寺を本所とする 大和四座 (やまとしざ)のみが、能を演じることを許されていました。
座とは、商業のところでも出てきた、専売同業者組合でしたね。
モノの専売と同じく、芸能である能も、興福寺の持つ荘園でのみ演じられる、大和四座の専売芸能だったわけです。

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その大和四座のなかの一つ、 観世座 (かんぜざ)の 観阿弥世阿弥 親子により、能が芸術的な演劇に完成されました。
観阿弥は、将軍義満の庇護を受けていました。
義満の時代、つまり 北山文化のときに、脳が完成した ということです。
また世阿弥は、能の神髄を述べた理論書である『 風姿花伝 (または 花伝書 )』(ふうしかでん(かでんしょ))を著しました。

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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