高校日本史B

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5分でわかる!建築様式

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この動画の要点まとめ

ポイント

建築様式

中世の文化8 単語1 建築様式中世の文化8 ポイント1 建築様式

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回は、鎌倉文化の建築や彫刻について見ていきましょう。
1つ目のポイントは、鎌倉文化の建築様式です。

東大寺南大門に、力強く雄大な大仏様が採用された

中世の文化8 ポイント1 ◎重源のところと、南大門・大仏様のイラスト部分のみ(写真と禅宗様を省く)

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鎌倉時代になると、新たな建築様式が生まれます。
それが最も現れたのは、源平の争乱の中、平重衡の焼き打ちで焼失した 東大寺の再建 です。
再建にあたったのは 重源 (ちょうげん)と 陳和卿 (ちんなけい)でした。

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そうして出来た 東大寺南大門 (とうだいじなんだいもん)には、 力強く雄大大仏様(天竺様) (だいぶつよう(てんじくよう))が採用されました。
東大寺自体は奈良時代、天平文化の時に建てられた寺ですが、この南大門は鎌倉文化の建築物 、という点に注意しましょう。

東大寺南大門
東大寺南大門の写真 キャプション不要

円覚寺舎利殿に、繊細な技術を用いた禅宗様が採用された

中世の文化8 ポイント1 「中国風」の文字+禅宗様のイラスト・説明部分のみ

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一方、無学祖元が開いた、鎌倉 円覚寺舎利殿 (しゃりでん)には、別の建築様式が採用されます。
繊細な技術を特徴 とする 禅宗様(唐様) (ぜんしゅうよう(からよう))です。
この禅宗様は、後の時代に、有名な金閣や銀閣といった建物の一部でも採用されました。

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大仏様も禅宗様も、中国から伝わってきた建築様式ですが、それぞれ 東大寺南大門円覚寺舎利殿 と結び付けて覚えましょう。

円覚寺舎利殿
こちらで用意 東大寺南大門と同じくらいの大きさ+白黒への加工をお願いいたします

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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