高校化学
5分でわかる!アニリンと無水酢酸の反応
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この動画の要点まとめ
ポイント
アニリンと無水酢酸の反応
これでわかる!
ポイントの解説授業
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みなさんは、アニリンの性質や製法について学習してきました。
その他にも、アニリンには特徴的な反応が起こります。
今回は、無水酢酸との反応を見てみましょう。
アニリン+無水酢酸⇒アセトアニリド+酢酸
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今、アニリンと無水酢酸を用意しました。
無水酢酸とは、酢酸2分子が脱水して結合したものでしたね。
この2つを反応させると、次のようになります。
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みなさんは、何が起こったかわかりますか?
アニリンの「H」と酢酸の「CH3COO」が結合し、酢酸が飛び出しています。
それによって、残りの部分がくっついているわけですね。
出来上がった物質を、アセトアニリドといいます。
アセトアニリドは、アセチル基とアミド結合をもつ
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ちなみに、アセトアニリドのCH3COの部分は、アセチル基と呼ばれます。
そのため、この反応は、アセチル化といいます。
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また、このアセトアニリドには、もう一つだけ特徴があります。
NHCOの部分は、アミド結合と呼ばれます。
この構造は、この後の高分子化合物のときに再び登場します。
この機会に覚えておきましょう。
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以上の流れをまとめると、次のようになります。
アニリン+無水酢酸⇒アセトアニリド+酢酸
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今回のテーマは、「アニリンと無水酢酸の反応」です。