高校化学

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5分でわかる!アセチルサリチル酸

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この動画の要点まとめ

ポイント

アセチルサリチル酸

高校 化学 5章 4節 68 1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「アセチルサリチル酸」です。

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前回は、サリチル酸の性質や製法について学習しました。
サリチル酸とは、ヒドロキシ基とカルボキシ基をともにもつ芳香族化合物でしたね。
サリチル酸を利用して、風邪薬の成分をつくることができます。
どのような物質なのか、詳しく見ていきましょう。

サリチル酸+無水酢酸⇒アセチルサリチル酸

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まず、サリチル酸無水酢酸を用意しました。
無水酢酸とは、酢酸2分子から水を脱水したものでしたね。
これに硫酸を加えると、次のような反応が起こります。

高校 化学 5章 4節 68 1 図のみ

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どのような変化が起こったか、わかりますか?
サリチル酸の「H」と無水酢酸の「CH3COO」から、酢酸ができました。
それにより、残った部分がくっついたイメージですね。
このように、アセチル基CH3COを導入する反応を、アセチル化といいます。

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そして、出来上がった物質は、アセチルサリチル酸というものです。
「アセチル基がついたサリチル酸」というイメージです。

アセチルサリチル酸は解熱鎮痛剤

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私たちの身の回りでは、アセチルサリチル酸は解熱鎮痛剤として用いられています。
例えば、風邪を引いたときには、熱を下げたり、痛みを和らげたりするはたらきをします。

高校 化学 5章 4節 68 1 答えあり

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アセチルサリチル酸の構造とはたらきを押さえておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

アセチルサリチル酸
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