高校化学
5分でわかる!芳香族カルボン酸とは
![高校化学](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry-4179a514592d4339418c389143ae3d2b15628f365f3005f1e098291aaa50eab8.png)
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
芳香族カルボン酸とは
これでわかる!
ポイントの解説授業
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
みなさんは、これまで色々な芳香族化合物について学習してきました。
クロロベンゼンやベンゼンスルホン酸、ニトロベンゼン、フェノールなどがありましたね。
今回は、また新しい芳香族化合物を紹介していきます。
芳香族カルボン酸は、ベンゼン環+カルボキシ基
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
今回紹介するのは、次のような物質です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
ベンゼン環にカルボキシ基COOHがついていますね。
この物質のことを、安息香酸といいます。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
そして、ベンゼン環の炭素原子にカルボキシ基が直接化合した化合物を、一般に芳香族カルボン酸といいます。
芳香族カルボン酸は弱酸
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
最後に、芳香族カルボン酸の性質を紹介しておきます。
まず、安息香酸ナトリウムという物質と塩酸を用意しました。
この2つを反応させると、次のようになります。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
安息香酸ができましたね。
みなさんは、この意味がわかりますか?
安息香酸ナトリウムは、安息香酸と塩基との塩です。
これと塩酸が反応して安息香酸ができたということは、弱酸の遊離が起きているわけです。
つまり、安息香酸は弱酸なのです。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
酢酸などのカルボン酸は弱酸でした。
同様に、芳香族カルボン酸も弱酸であると覚えておきましょう。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回のテーマは、「芳香族カルボン酸」です。