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5分でわかる!主な大新聞

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この動画の要点まとめ

ポイント

主な大新聞

近現代の文化13 単語2 近現代の文化13 ポイント2 

これでわかる!
ポイントの解説授業
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続いて、主な大新聞について見ていきましょう。

政党の機関紙として機能した大新聞!

近現代の文化13 ポイント2 ①横浜毎日 から 脱亜論 まで

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1870年、最初の日刊紙である 『横浜毎日新聞』 が発行されます。
横浜は、外国人居留地が置かれた場所ですから、こうした新しい文化が生まれやすかったと言えます。

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1872年には、 『東京日日新聞』 が発行されます。
これは、政府系の立憲帝政党の機関紙です。

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このように、大新聞は政党の機関紙として機能することも多く、他には立憲改進党の機関紙である 『郵便報知新聞』 や、自由党の機関紙である 『自由新聞』 などがありました。

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東京日日新聞と同じく1872年には、イギリス人のブラック『日新真事誌』 を発行します。
これは、民撰議院設立建白書を掲載したことで有名です。

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また、福沢諭吉『時事新報』 という新聞を発行し、ここに脱亜論を掲載しました。
脱亜論は、アジアから抜け出し、ヨーロッパの仲間入りをすべきだという主張ですね。

非戦論から主戦論へ転じた『万朝報』!

近現代の文化13 ポイント2 ⑥自由新聞 から 最後まで

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1889年には、陸羯南『日本』 という新聞を発行します。
陸羯南については、国民主義の講義で触れましたね。

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また、黒岩涙香『万朝報』 を刊行し、藩閥批判や日露戦争に対する非戦論を訴えました。
しかし、日露関係が緊張を増す中で、『万朝報』は主戦論へ転じることになります。

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そうした動きの中、『万朝報』の記者で非戦論を固持した幸徳秋水堺利彦は、これを退社して平民社を結社し、 『平民新聞』 の発行へと至ります。

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

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