問題文の中に「細胞の成長とともに大きくなる傾向にある膜構造」とありますね。ここから、 液胞 だとわかります。ミトコンドリアや葉緑体と違い、 一重膜 になっているのが特徴でした。

液胞に含まれる液体は 細胞液 といいました。細胞液の働きは、ストックに関わるもので２つありましたね。

１つは 水分の調節 。動物と違って、植物は自分で動いて水分を補給しにいけないので貯めておく必要がありました。

また、２つ目は 養分・老廃物の貯蔵 です。光合成に伴う老廃物を、植物は自分で捨てに行けません。老廃物を液胞にしまいこんでいるのです。