高校英語文法

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5分でわかる!ifの中の時制

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5分でわかる!ifの中の時制

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この動画の要点まとめ

ポイント

ifの中の時制

時制27・28のポイント

これでわかる!
ポイントの解説授業

(1)と(2)、違いはどこにある?

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今回のテーマは 「ifの中の時制」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。

時制27の例題(1)(2)

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カッコの中に、未来形が入るのか、現在形が入るのかを答える問題だね。
どちらが入るのか、わかるかな? まずは、(1)と(2)の英文を見てみよう。

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(1)も(2)も、ifが作る意味のカタマリの中にカッコがあって、またどちらにもtomorrowがついているよね。
ただし、 (1)はIf ~が文の前半にあって、tomorrowの後に「,」(カンマ)がついている ね。
一方で、 (2)はif ~が文の後半にあって、ifの前にカンマがついていない ね。
この2つがどのように違うのか、考えていこう。

ifが作るカタマリがカンマで区切られている時(「もし~ならば」の意味の時)、未来形は使えません!

時制27の例題(1)

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(1)をもう一度見てみよう。
(1)は、Ifが作る意味のカタマリ「もし明日雨ならば」=If it ( ) tomorrow, の最後が、カンマで区切られているね。
このように、 カンマで区切られている、「もし~ならば」というifが作る意味のカタマリの中では、未来形を使ってはいけない んだ。
今回のように、 tomorrowという「未来」を表す時の表現があっても、未来形は使わず、現在形で表すよ。

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この、「もし~ならば」というIfが作る意味のカタマリのことを 副詞節 と言うんだ。

時制27・28のポイントの上半分

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そう、 今回の「もし明日雨ならば」=If it ( ) tomorrowも、カンマで区切られている「副詞節」だから、未来形は使えない ね。
なので、答えは現在形の rains になるんです。

(1)の答え
時制27の例題(1) 答え入り

ifが作るカタマリがカンマで区切られない時(「~かどうか」の意味の時)は、未来形が使えます!

時制27の例題(2)

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では、(2)はどうだろう。
今回は、 Ifが作る意味のカタマリ「彼が明日来るかどうか」=if he ( ) tomorrowは、カンマで区切っていない よね。
このように、 カンマで区切られていない、「~かどうか」というifが作る意味のカタマリの中では、未来形を使ってもOK なんだ。
この、「~かどうか」というIfが作る意味のカタマリのことを 名詞節 と言うよ。

時制27・28のポイントの下半分

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今回の 「彼が明日来るかどうか」=if he ( ) tomorrowは、カンマで区切られていない「名詞節」 だね。
だから、 tomorrowという未来を表す表現にあわせて、未来形を入れる のが正解。
will come を入れればいいんです。

(2)の答え
時制27の例題(2) 答え入り
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この 「ifの中の時制」はややこしいところだからこそ、テストに出やすい んだ。
だから、しっかり覚えよう。

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

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