5分でわかる!「…してから何年になる」の表現
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この動画の要点まとめ
ポイント
「私の父が亡くなってから5年になる。」という日本語に対して、4つの英文がありますね。
なんと、同じ意味の内容を表すのに 4種類もの表現ができる んだ。
それぞれの表現について、ポイントで確認していくよ。
4種類の表現 英語ならではの表現に注意!
①を直訳すると、「彼は6年前に死んだ。」 とてもシンプルで分かりやすい英文だね。
②の表現は、 現在完了形 have passed を使うよ。
pass は「(時が)経つ」という意味で、直訳すると「彼が死んでから6年が経過した」という意味になるんだ。
③も、「彼が死んでから6年になる」という意味で、わかりやすい表現だね。
気を付けてほしいのが、④の表現。
直訳すると、「6年間ずっと、 彼が死んだ状態が続いている 」となります。
形容詞 dead を使って、「死んだ状態が続いている」という言い方をしているんだ。
has been 形容詞で、「~の状態が続いている」 という意味になることをおさえておこう。
例題を解いて、4種類の表現を確認しよう!
まずは1文目、「私の父は」「5年前に」どうなったのかな?
「死ぬ」という意味を表す die の過去形、 died が答えになるね。
2文目は、「父が亡くなってから」「5年が」どうなったのかを答えよう。
現在完了形を使った表現、 have passed が答えだよね。
「5年が経過した」という意味になるよ。
3文目は、父が亡くなってから「5年だ」と言い切る、
もしくは「5年になる」という、過去から現在の経過を表す表現です。
言い切る場合は is 、「経過」のニュアンスを表したい時は has been です。
どちらを答えても正解だよ。
気を付けてほしいのが、最後の表現。
「~の状態が続いている」という意味を表す、 has been 形容詞 を使った表現だったね。
空欄には has been dead が入るよ。
今回のテーマは 「・・・してから何年になる」のさまざまな表現 です。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。