5分でわかる!進行形にしない動詞(状態動詞)
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この動画の要点まとめ
ポイント
「~ている」だけれど進行形にならない、それが「状態動詞」!
カッコの中に入る動詞を答える問題だね。
今回は、進行形にしない状態動詞について学んでいきます。
(1)~(3)の問題を見てみると、すべて「~ている」という文になっているね。
「ている」と日本語で言うと進行形になりそうだけれど、実は(1)~(3)は全て、進行形にならないんだ。
じゃあ、(1)~(3)はどうして、進行形にならないのかな。
(1)の「知っている(know)」、(2)の「かけている(身に着けている)(wear)」、(3)の「似ている(resemble)」、 実はこれらは全て「動きがない」動詞なんだ。
動きがなくて、「しているかしていないか」しかないから、「今まさに~している」という進行形にはできないんだね。
このような動詞を、 状態動詞 というんだ。状態動詞には、他にもたとえばこのようなものがあるよ。
では、問題を通して実際に状態動詞のイメージをしっかりおさえていこう。
進行形に見えても、動きがない状態動詞には現在形を使おう!
(1)「わたしは彼のことを知っています。」は、進行形を使うように見えるよね。
でも knowは動きがなくて「知っているか知らないか」しかない動詞、つまり状態動詞 だね。
だから、 know を入れるのが正解だよ。
(2)「トムは黒いメガネをかけています。」も、進行形を使うように見えるね。
でも、「かけている」を表す wearも「身に着けているかいないか」しかない状態動詞。だから進行形にはできません。
だから現在形を入れますが、ここで一つ注意。
主語のTomは三人称単数 だから動詞にsをつけて、 wears を入れるのが正解だね。
(3)「メアリーは彼女の母と性格が似ている。」、ここでも、「似ている」を表す resembleが「似ているか似ていないか」しかない状態動詞だから、進行形にできないね。
(2)と同じように 主語のMaryが三人称単数 なので、現在形にsをつけて、 resembles が正解になるよ。
今回のテーマは 「進行形にしない状態動詞」 です。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。